アプレッソは2012年11月27日、EAI(データ連携)ソフト「DataSpider Servista」から検索エンジン「Sedue」に接続するアダプタ「DataSpider Servista Sedueアダプタ」を発表した。12月14日に出荷する。価格(税別)は50万円。

 DataSpider Servistaは、データベースやWebサービスなどの複数システム同士をスケジュール駆動やトリガー駆動などのタイミングでデータ連携させることができるEAIソフト。システム同士のデータ連携ロジックは、マウスによるビジュアル開発で定義可能。アダプタを利用して、各種のデータソースやシステムに接続できる。

 今回アプレッソは、Sedueに接続するアダプタを製品化した。これにより、Sedueへのデータ登録を自動化できるようになる。各種のデータソースから抽出/収集したデータを、条件やロジックに応じてSedueに登録できる。なおSedueは、全文検索やレコメンデーション(関連データの抽出)などの機能を持つ検索エンジンで、開発会社はPreferred Infrastructure。情報サービスサイトなどでよく使われている。

 今回のSedueアダプタは、DataSpider Servistaで利用できるアダプタとしては、47個目に当たる。全アダプタ(2012年11月27日現在)は表1の通り。

表1●DataSpider Servistaで利用できるデータ接続アダプタ
クラウド系アダプタWindows Azure
Amazon Web Services
Google Apps
Salesforce
ニフティクラウド
GAEデータストア
BIGLOBEクラウドホスティング
Cloudn
ファイル系アダプタCSV
Excel
HTML
XML
固定長
可変長
ファイル操作
ファイルシステム(Base64)
ネットワーク系アダプタFTP
JMS
Web
Webサービス
メール
グループウエア系アダプタLotus Domino
Lotus Notes
データベース系アダプタAccess
DB2
DB2 for i
MySQL
Oracle
PostgreSQL
SQL Server
ODBC
JDBC
NeoCore XMS
Shunsaku
アプリケーション系アダプタDr.Sum EA
SAP
SAP BCアダプタ
SAPテーブルクエリアダプタ
Universal Connect / X
StraForm-Xコネクタ
List Creator
WebSphere MQ
Xuras inicio
メインフレーム
Active Directory
Sedueアダプタ