iTunesコンテンツを扱うFacebook Giftsの画面
iTunesコンテンツを扱うFacebook Giftsの画面
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 米Facebookは現地時間2012年11月26日、ギフト販売サービス「Gifts」に米Appleのデジタルコンテンツ配信/販売サービス「iTunes Store」で使用可能な電子ギフト券を追加したと発表した。同ギフト券は、iTunes Storeでの音楽、映画、ゲーム、アプリケーションなどのコンテンツ購入に利用できる。

 Giftsは9月より米国で提供しているサービスで、Facebookユーザーは友達の誕生日などのお祝いに手軽にプレゼントを購入して贈ることができる(関連記事:Facebook、ギフト販売サービス「Gifts」を開始)。お薦めアイテムから商品を選択し、メッセージを入力してプレゼントを贈る相手のタイムラインに投稿するか、あるいは非公開で送信する。メッセージを受け取ったユーザーにはプレゼントのプレビュー画像が表示され、あとで実際の商品が届く。相手の住所を知らなくてもプレゼントを送ることができ、受け取り人が商品出荷前に色やサイズを変更することも可能。

 iTunes電子ギフト券は10ドル、15ドル、25ドル、50ドル券を用意する。贈りたいコンテンツを指定するほか、受取人が欲しいコンテンツを選ぶこともできる。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると、Giftsサービスには約100社の小売り販売業者が参加している。GiftsはFacebookにとって広告以外の新たな収入源となるが、Facebookに支払われる手数料の金額は明らかになっていない。

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