写真●Web版プロフィールへのリンクを埋め込むための「バッジ」を作成できる
写真●Web版プロフィールへのリンクを埋め込むための「バッジ」を作成できる
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 米Facebook傘下の米Instagramは現地時間2012年11月21日、Web版プロフィールへのリンクを埋め込むための「バッジ」機能をリリースした。Instagramユーザーは「バッジ」をWebサイトやブログに貼ることで、より多くの人々をWeb版プロフィールに呼び込み、新規フォロワーを獲得できるようになる。

 バッジを作成および追加するには、Web版プロフィールページでユーザー名をクリックしてドロップダウンメニューから「Badges」を選択するか、直接Badgesツールにアクセスする(写真)。アカウントにログインした状態で、作りたいバッジのサイズを選び、生成されたコードをコピーしてWebサイトやブログに埋め込む。

 Instagramは、Web版プロフィールの提供を今月開始した(関連記事:InstagramがWeb版プロフィールを発表、Facebookのタイムライン風デザイン)。Facebookのタイムライン風のデザインになっており、カバー写真にあたる部分にユーザーが投稿した写真を数枚タイル状に組み合わせて配置し、その下にプロフィール画像や写真の点数など関連情報を掲載する。

 画面をスクロールすると、投稿写真のサムネイル画像が直近のものから順に並んで表示される。 Web版プロフィールから他のユーザーをフォローしたり、投稿写真に対してコメントを記入したり、ハート型アイコンをクリックして気に入ったことを意思表示したりできる。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると、バッジ機能はInstagramの親会社であるFacebookの収入増を目指したブランド向け戦略を反映しているという。ブランドや企業はWebサイトにバッジを表示することで、多くの消費者をWeb版プロフィールに誘導し、商品やプロモーションを紹介できる。Instagramにアクセスする消費者が増えれば、Instagramユーザーの増加にもつながる。

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