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「GE流で社風からITまで革新」、ジヤトコ秦社長、DHL山川社長らが講演

2012/11/21
山端 宏実=日経情報ストラテジー (筆者執筆記事一覧
写真1●ジヤトコの秦孝之社長
写真1●ジヤトコの秦孝之社長
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写真2●ディー・エイチ・エル・ジャパンの山川丈人社長
写真2●ディー・エイチ・エル・ジャパンの山川丈人社長
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写真3●GEキャピタルの安渕聖司社長兼CEO(最高経営責任者)
写真3●GEキャピタルの安渕聖司社長兼CEO(最高経営責任者)
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 日経情報ストラテジーは2012年11月20日、都内で「GE流で鍛える」と題したセミナーを開いた。米国を代表する企業、ゼネラル・エレクトリック(GE)出身で、今は別の会社で活躍する自動車用変速機大手ジヤトコの秦孝之社長や国際貨物事業を手掛けるディー・エイチ・エル・ジャパン(DHL)の山川丈人社長らが登壇。GE流の社風改革からIT活用まで先端の経営手法を披露した。

 日産系の部品会社、ジヤトコに転じた秦社長(写真1)は、将来の幹部候補生向けの研修の一環として本社にカフェを誘致したり、「なでしこライン」と呼ばれる女性従業員だけの生産ラインを工場に設けたりするなど大胆な風土改革の施策を披露した。秦社長は「GEでつかんだ一番大きなものは、リーダーシップ。その鍵は(他者に活力を与える)『エナジャイズ』にある」と述べた。

 DHLからは山川社長と鎌田正輝ファーストチョイスリーダーが登壇。GEの「シックスシグマ」をベースにした問題解決手法「ファーストチョイス」の取り組みについて話した(写真2)。DHLは今、ファーストチョイスを使って、顧客先まで出向いて課題を解決する「ACFC(アット・ザ・カスタマー・フォー・ザ・カスタマー)」を推進中だ。山川社長はACFCについて「プロセスを区別化すれば、容易に模倣ができない」と強調した。

 鎌田リーダーは成果を生んだ社内事例として、請求プロセスの改善プロジェクトを紹介。利害関係者を巻き込むために「ステークホルダー分析」をしたり、エクセルの達人を集めた社内組織「Excel倶楽部」がシステムへの入力を自動化する仕組みを自作したりしたことで、4.5人分の作業時間の削減につながったという。

 また「本家GEの先端経営」と題して講演したGEキャピタルの安渕聖司社長(写真3)は、GEのリーダーシップ研修「LIG」に言及。LIGには「チームワークを高める効果がある」として競争力の強化につながっていることを強調した

 さらに、ノバルティスファーマの吉永秀之医薬品事業本部営業本部眼科領域営業部部長は、同社のトップであるGE出身の三谷宏幸社長の下、高い目標を課すGE流の「ストレッチ」を意識し、部下に対しても目標設定をしていることを語った。

 コンサルティング業務を手がけるジェネックスパートナーズの眞木和俊会長は、シックスシグマを成功に導くためには「トップからのコミットメントが欠かせない」とした。

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