図●基本情報技術者試験の応募者数と合格者数の推移(IPAの発表資料より引用)
図●基本情報技術者試験の応募者数と合格者数の推移(IPAの発表資料より引用)
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 情報処理推進機構(IPA)の情報処理技術者試験センターは2012年11月19日、10月21日に実施した「平成24年度秋期情報処理技術者試験」のうち、基本情報技術者試験の合格者を発表した(関連記事:IPAが「平成24年度秋期情報処理技術者試験」の応募者数を公表、基本情報は3期連続で減少)。

 基本情報技術者試験は、応募者数が7万9674人だったのに対して、実際に試験を受けた受験者数は5万8905人。このうち1万5987人が合格し、合格率は27.1%だった()。

 社会人と学生の別で見てみると、それぞれ7477人(合格率28.9%)と5663人(同25.1%)。社会人の勤務先別では、IT系企業が5625人(同28.4%)、非IT系企業が1852人(同30.4%)という結果になっている。

 今回の最年少合格者は10歳で、従来の11歳から記録を1歳更新した。ちなみに、IPAがWebページ上で公開した詳細データを参照してみると、15歳以下の合格者は合計16人いる。逆に最年長合格者は65歳(2人)で、60歳以上の合格者は合計13人である。合格者全体の平均年齢は25.3歳となっている。

 10月21日に実施された残りの5試験(高度試験に区分される「ITストラテジスト試験」「システムアーキテクト試験」「ネットワークスペシャリスト試験」「情報セキュリティスペシャリスト試験」「ITサービスマネージャ試験」)については、12月21日の正午に合格発表される予定である。