ボーダーズは2012年11月16日、同社のインターネット調査サービス「アンとケイト」に、海外43カ国・25言語の約400万人に対してネットリサーチを実施できるメニュー「グローバルリサーチサービス」を追加した。

 「アンとケイト」は、同社に登録しているアンケートモニターに対して、自由にネットリサーチが実施できるサービス。アンケート画面の作成、配信、データ回収をWebサイト上でユーザー自身が行うセルフ形式が特徴だ。2008年2月にサービスを開始し、現在、国内では約36万人がモニター登録している。

 今回同社は、2011年9月にパートナー契約を締結したスウェーデンClint ABが保有する世界43カ国、25言語のアンケートモニター約400万人に対して、セルフ形式のアンケート調査が実施できるグローバルリサーチサービスを開始した。アンとケイトのマイページにログイン後、アンケート種別で「海外調査」を選択すると、海外に向けたアンケートを作成できる。

 1回のアンケートで選択できる言語は1種類。尚、翻訳機能などは搭載しておらず、現地語による設問文の作成はユーザー自身が行う必要がある。利用料金は、為替の影響で調査を実施する国ごとに異なる。参考料金は、15問のアンケートを実施して300サンプル回収した場合、米国で約9万円、英国では約9万7000円。