写真●「イオンレイクタウンmori」内に設置されたEV充電ステーション。2013年2月から電子マネーによる充電サービスが利用できる
写真●「イオンレイクタウンmori」内に設置されたEV充電ステーション。2013年2月から電子マネーによる充電サービスが利用できる
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 NECは2012年11月15日、EV(電気自動車)充電サービス向けに認証・決済基盤のクラウドサービスを提供すると発表した。開始時期は2013年2月1日。これに先行して、2012年11月16日から埼玉県越谷市の大型ショッピングモール「イオンレイクタウンmori」内に設置されたEV/PHEV(プラグインハイブリッド自動車)用の充電ステーション(写真)で、利用者登録の受け付けを始める。

 「イオンレイクタウンmori」の充電ステーションを利用するには、まずイオンの電子マネー「WAON(ワオン)」を使って利用者登録を行う。2013年2月のサービス開始以降は、WAONカードを充電ステーションの電子マネーリーダー/ライターにかざすだけで、利用者認証や料金支払いなどの手続きが完了する。従来のイオングループの無人充電ステーションでは、利用者がEVを充電したい時にインターホンで担当者に連絡したり、暗証番号を入力したりする必要があったが、こうした手続きが大幅に簡略化される。

 NECはイオングループと協業して、全国25カ所に設置済みの充電ステーションや、イオングループ以外の商業施設、公共施設への展開も進める。NECはクラウドサービスや電子マネーリーダー/ライターに加えて、EV用急速充電器、EV/PHEV用普通充電器、充電コントローラーも提供する。

[NECの発表資料]