写真●ProSafeスタッカブルスマートスイッチの外観
写真●ProSafeスタッカブルスマートスイッチの外観
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 ネットギアジャパンは2012年11月8日、主に社員500人未満の中小企業に向けて、9万円から導入が可能で、後から増設によってポート数を拡張できるスタッカブルスイッチ「ProSafeスタッカブルスマートスイッチ」(写真)を発表、同日販売を開始した。低価格でありながら、多くの機能を持たせたとしている。

 スタック用ポート(2ポート)を使って最大6台(最大300ポート)までスタック接続できるスイッチ機器である。1台から導入し、事業の拡張に応じて2台、3台と増設し、ポート数を増やすことができる。スタック接続であるため、互いに接続した複数台のスイッチを、論理的に1台のスイッチとして運用できる。全モデルにスタックケーブルを1本同梱している。

 搭載ポートに応じて、4モデルを用意(ポートは1000BASE-Tと)。それぞれの価格(税別)は以下の通り。(1)「GS728TSB」(28ポート、PoE非対応)は、9万円。(2)「GS752TSB」(48ポート、PoE非対応)は、15万円。(3)「GS728TSB」(PoE+×8ポート、PoE×16ポート、最大192W給電)は、25万円。(4)「GS752TPSB」(PoE+×8ポート、PoE×40ポート、最大384W給電)は、35万円。

 機能については、基本はL2/L3スイッチである。経路テーブルはスタティックルーティングで、MAC/IPアドレスに基づいたACL(アクセス制御リスト)を記述/実行できる。認証はIEEE802.1Xで、各種VLAN(ポート/タグ/プロトコル)を使用できる。QoS(帯域制限)や音声/ビデオの優先制御なども可能である。PoE搭載機器はPoEタイマーも利用できる。