写真●左から、ネットワンパートナーズの齋藤普吾社長、米VCEのプラビーン・アッキラージュCEO、ネットワールドの森田晶一社長、VCEアジア太平洋・日本担当バイスプレジデントのポール・ハラピン氏
写真●左から、ネットワンパートナーズの齋藤普吾社長、米VCEのプラビーン・アッキラージュCEO、ネットワールドの森田晶一社長、VCEアジア太平洋・日本担当バイスプレジデントのポール・ハラピン氏
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 サーバー、ネットワーク機器、ストレージの統合ハードウエア「Vblock」を販売する米VCEは2012年11月8日、ネットワールドおよびネットワンパートナーズの2社と日本国内における代理店契約を結んだと発表した(写真)。VCEは米シスコシステムズ、米EMC、米ヴイエムウェア、米インテルの4社が出資して2009年に設立した。

 日本ではこれまで、ヴイエムウェア、シスコ、EMCの日本法人がそれぞれVblockを販売していた。今後はVCEが、営業活動やサポートなどを担当する。ユーザー企業やシステムインテグレーターなどへのVCEの販売は、ネットワールドと、ネットワンシステムズの子会社であるネットワンパートナーズが行う。

 VCEは日本語による24時間サポートなども開始した。VCEは2012年8月に、ソフトバンクテレコムとVblockを使った法人向けクラウドサービスに関して提携している。VCEのプラービン・アッキラージュCEO(最高経営責任者)は、VCEが日本でサポートサービスなどを開始した理由として、「ソフトバンクテレコムとの提携によって、日本におけるVblockの利用が増加する」ことなどを挙げている。