写真●Brand Watcher
写真●Brand Watcher
[画像のクリックで拡大表示]

 Twitterなどに書き込まれた文章を蓄積し解析するサービスを手掛けるデータセクションは2012年11月1日、一般消費者向けに口コミを比較できるサイト「Brand Watcher」(写真)を開設した。缶コーヒーやカップ麺など10品目についてネット上での過去半年分の口コミ量をグラフで表示するとともに、関連する投稿をランダムに10件掲載する。

 データセクションはTwitterやブログなどから月間10億件の投稿を蓄積している。同社の澤博史社長は「グラフの推移からどの商品が話題になっているかという傾向が分かるので、商品購入時の参考情報にしてほしい」と話す。

 「Brand Watcher」は各品目で人気のある5製品をデータセクションが選んで、それぞれの製品における半年分の口コミ量をグラフで表示する。毎週月曜日に情報を更新する。

 現在は10品目だが、2013年3月までに300品目を分析できるようにする。消費者向けには無料だが、企業がマーケティング情報として分析できる機能を有料で提供する予定だという。