写真1●大都市の3D画像表示に対応した(写真はドイツのミュンヘン、Google発表資料より引用)
写真1●大都市の3D画像表示に対応した(写真はドイツのミュンヘン、Google発表資料より引用)
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写真2●ツアーガイド機能も追加された
写真2●ツアーガイド機能も追加された
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 米Googleは現地時間2012年10月31日、デスクトップ向け地図表示ソフトウエア「Google Earth」の新バージョン「Google Earth 7」をリリースした。新版では、大都市を上空から3次元(3D)画像で眺めたり(写真1)、ツアーガイド機能(写真2)を楽しんだりできるようになっている。Google Earth 7は専用サイトからダウンロード可能。

 大都市の3D画像とツアーガイド機能は、すでにAndroid版とiOS版Google Earthで提供しているもの。デスクトップ版に導入することにより、より大きな画面で世界の大都市を飛び回り、1万1000カ所以上の人気スポットを仮想ツアーできるとしている。

 ツアーガイド機能は、地図表示されている地域の近辺でユーザーが関心を抱きそうな場所を画面下部にサムネイルで表示し、ツアーを提案する。いずれかのサムネイルをクリックすると、その場所の画像が表示され、名所や旧跡など見どころを観光できる。オンライン百科事典「Wikipedia」を出典とする解説や雑学も表示される。

 高品質の3D都市画像は、米国のボストン、デンバー、ロングビーチ、ロサンジェルス、ポートランド、サンディエゴ、シアトル、タンパ、ツーソン、サンフランシスコベイエリアやイタリアのローマなどに加え、フランスのアビニョン、米テキサス州のオースチン、米アリゾナ州フェニックス、ドイツのミュンヘンとマンハイムにも対応した。

 デスクトップ版Google Earth 7は、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.6.0以降、またはLSB 4.0(Linux Standard Base)ライブラリで利用可能。

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