松江市としまねOSS協議会は2012年10月30日、「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト2013」の応募受け付けを開始した。一般を対象とした「ビジネス活用部門」と高校生/高等専門学校生/大学生/大学院生を対象とした「学生部門」の2部門で全国から募集する。

 「松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト」は、オープンソースソフトウエア(OSS)を利用した事業計画のアイデアを競うコンテスト。2009年に第1回が開催され、今回が5回目となる。ビジネス活用部門の最優秀賞には賞金20万円、学生部門の最優秀賞には5万円相当の副賞が贈られる。

 松江市は、オープンソースのプログラミング言語「Ruby」の作者まつもとゆきひろ氏が同市に在住していることから、OSSによる地域振興を図る施策「Ruby City Matsue」プロジェクトを推進している。このコンテストはその一環。しまねOSS協議会は島根県の産官学による、オープンソースソフトウエアによる地域振興を推進する団体。

 コンテストへの応募は2013年1月9日まで。募集要項や応募用紙は松江オープンソース活用ビジネスプランコンテスト2013のホームページに掲載している。