エイベックス・グループ・ホールディングスは2012年10月29日、2012年度上半期の業績予想の修正を発表した。連結営業利益は従来予想の30億円から70億円の上方修正となり、前年同期比で29.8%の増益見通しとなった。上方修正の要因として、主に映像配信や音楽パッケージ、ライブといった事業が好調に推移したことを挙げている。

 特に映像配信では「NTTドコモと協業するスマートフォン向け映像配信サービス『VIDEOストア powered by BeeTV』の会員数獲得が好調だった」(エイベックス)という。VIDEOストアはエイベックス・グループ・ホールディングスの連結孫会社でエイベックス通信放送(ABC)が運営する定額制映像配信サービス。会員数は2012年10月末時点で約280万件に達した。ABCが運営するフィーチャーフォン向け映像配信サービス「BeeTV」の会員数と合わせると約430万契約のユーザー基盤となる。

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