2012年10月26日に世界同時発売されたWindows 8。米国のMicrosoft本社に近いショッピングモール「Bellevue Square」にあるMicrosoft Storeは、新製品を見てみようという多くの人でごった返していた(写真1)。
Microsoft Store店内には、メーカー各社のWindows 8搭載PCやWindows Phone、Xboxなどが展示されていたが、中でも大きなスペースを占めていたのはMicrosoft初のPCハードウエア製品「Surface」である。入口を入ってすぐの一番目立つ場所に展示されていることに加え、ショップの中央にも大きなスペースでSurfaceを触って試せる展示コーナーが用意されていた(写真2、写真3)。どんな使い心地なのか、実際に使って試してみたい人が次から次へと現れ、常に空きを待っている状態だった。
Surfaceには、OSにWindows 8 Proを搭載したものと、Windows RTを搭載したものがある。今回、Windows 8と同時に発売されたのはWindows RT搭載のもので、搭載ストレージ32GバイトのTouch Coverなしモデル(499ドル、税抜き)、32GバイトのTouch Cover付きモデル(599ドル、同)、64GバイトのTouch Cover付きモデル(699ドル、同)の3種類である(関連記事1、関連記事2)。このうち、32Gバイトの2モデルは売り切れており、発売3日目の10月28日時点で在庫があったのは64Gバイトモデルだけだった。
なお、Bellevue SquareのMicrosoft Storeのすぐ近くにはApple Storeもある。だが、発表されたばかりのiPad miniや第4世代iPadの展示はないという製品の端境期だったこともあり、店内はApple Storeとしては珍しく閑散としていた。