ITホールディングス傘下のTISとソフトバンクテレコムは2012年10月29日、データセンター事業で協業すると発表した。同日から、TISが提供する災害対策サービス(DR/BR=ディザスタリカバリ/バックアップリカバリ)の一部として、ソフトバンクテレコムと韓国KTの合弁企業が運営する「プサンデータセンター」(韓国金海市)を利用できるようにする。

 プサンデータセンターは、2011年12月竣工で、延床面積5500平方メートル。地震の心配が少なく、低廉で安定した電力供給が得られるメリットがあるという。日本から比較的近いため通信遅延が少ない点や、ソフトバンクテレコムのスタッフが常駐して日本国内のデータセンターと同じ基準で運用・管理をしている点もアピールしていく。

[TISの発表資料]