サイオステクノロジーは2012年10月29日、米トレジャーデータと販売パートナー契約を結び、ビッグデータ分析のクラウドサービス「Treasure Data Cloud Data Warehousing Service」の導入支援サービスを開始したと発表した。トレジャーデータは日本の若手エンジニアが米国カリフォルニア州で起業したベンチャー企業で、「Hadoop」をベースにしたデータウエアハウス(DWH)のクラウドサービスを提供している(関連記事)。

 サイオスは、Treasure Data Serviceを導入するためのサービスとして、大規模データのインポートや定期アップロードの設定、複数データの統合、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールとの連携などを提供する。導入支援サービスの価格は個別見積もりとしている。Treasure Data Service自体は、月額15万円から利用できる。サイオスは今後3年間で、150社へのTreasure Data Serviceの導入を見込んでいる。