写真1●「セキュリティ脅威マップ」
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写真2●「リモートアラーム」
写真2●「リモートアラーム」
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写真3●「あんしんブラウザ」
写真3●「あんしんブラウザ」
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 トレンドマイクロは2012年10月26日、マイクロソフトのクライアント新OS「Windows 8」向けに、同OSの新ユーザーインタフェース(UI)である「モダンUI」に対応した3種類のセキュリティアプリ「セキュリティ脅威マップ」(写真1)、「リモートアラーム」(写真2)、「あんしんブラウザ」(写真3)を公開した。Windowsストアから無償でダウンロードできる。

 セキュリティ脅威マップは、世界中で発生している脅威の検出状況を地図およびランキングで表示するアプリ。地図上に、検出数の多い地域を赤色から黄色のグラデーションで表示する(安全な地域は白色)。一方、ランキング表示では、検出数の多いマルウエア(不正プログラム)とブロックされた数の多いWebサイトを地域ごとに確認できる。「ウイルスバスター クラウド」を利用している場合、同アプリから各種機能を呼び出したり、パソコンの保護状況を表示したりすることも可能だ。

 リモートアラームは、Windows 8パソコンやタブレット向けの端末紛失対策アプリ。端末を紛失した際に、地図上で紛失端末の位置を特定したり、紛失端末のスピーカーからアラームを鳴らしたりする機能を備える。別の端末にインストールした同アプリあるいはWebブラウザーから専用Webページ経由で紛失端末を捜索できる。

 あんしんブラウザは、接続先のWebサイトを様々な項目で評価して安全かどうかを決める、いわゆる「レピュテーション」技術を使ったセキュアブラウザー。同社独自のWebデータベース「Webレピュテーション」を利用して、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果に表示されるリンクの安全性を色分け表示したり、不正サイトへのアクセスをブロックしたりできるようになっている。