写真●「三菱東京UFJダイレクトインターネットバンキング」を狙って情報を盗み出そうとするウイルスの画面例(同行Webページの発表資料から引用)
写真●「三菱東京UFJダイレクトインターネットバンキング」を狙って情報を盗み出そうとするウイルスの画面例(同行Webページの発表資料から引用)
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 三菱東京UFJ銀行は2012年10月26日、同社のインターネットを利用したオンラインサービス「三菱東京UFJダイレクトインターネットバンキング」へのログイン直後を狙って情報を盗み出そうとする新種のウイルスが出現していることをアナウンスし、ユーザーに警戒を呼びかけた。

 アナウンスによると、ユーザーのパソコンが同ウイルスに感染している場合、サービスにログインした直後に契約カード裏面に書かれている「確認番号表(乱数表)の数字すべて」を入力させる偽の画面(写真)が表示されるという。

 同行では、ログイン時にそのような情報を入力させることはないとしており、悪用されるおそれがあるため絶対に入力しないよう呼びかけるとともに、もし入力してしまった場合はすぐにヘルプデスクやコールセンターなどを通じて連絡するよう求めている。