日本マイクロソフトは2012年10月26日、新OS「Windows 8」の一般販売を開始した。都内ではこれに合わせて、ビックカメラ有楽町店と、ヨドバシカメラのマルチメディアAkibaで、早朝の開店時に記念イベントが行われた。

 ビックカメラ有楽町店では、ビックカメラの宮嶋宏幸代表取締役社長が登壇。「Window 8は、パソコン市場はもちろん、スマートフォンやAVの市場をも活性化する」と期待の弁を述べた。

 宮嶋社長は「お客さまのニーズに応えられるよう、この日のために準備してきた」と、ビックカメラの販売強化に向けた取り組みにも言及。「Windows 8を熟知した販売員向けの資格である“Windows 8 アソシエイト”を、国内の量販店では最も多い3860人が取得した」と説明した。

ビックカメラの宮嶋宏幸代表取締役社長
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 続いて、マイクロソフトの香山春明常務が登壇した。「世界は日本をうらやましく思っている。日本市場は、Windows 8を搭載したタブレット端末製品が実に多彩だからだ。キーボードが脱着式の製品や液晶部分が回転する製品などがある」と国内市場の特徴に言及した。

 Windows 8搭載パソコンは、13社から250機種が発売される見通しだ。「ワークスタイルも、ライフスタイルも、Windows 8の登場で大きく変わる。日本を活気づけていきたい」と、香山常務は意気込む。

日本マイクロソフトの香山春明執行役常務
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