2012年10月26日のWindows 8の一般販売開始まであと数時間と迫った25日夜、秋葉原では発売を祝うための「前夜祭」が日本マイクロソフトの主催により開催されている(写真1)。
会場となっているベルサール秋葉原には、18時からのイベント開始のかなり前から多くのWindowsファンが集まっており、また、会場の外では号外の配布(写真2)やラッピングバスの展示(写真3)なども実施されており、秋葉原という町全体が午前0時の深夜販売開始に向けて徐々に盛り上がりを見せている。
18時に始まった前夜祭では、冒頭に日本マイクロソフトの樋口泰行社長が開会のあいさつのために登壇(写真4)、日本中が盛り上がった17年前のWindows 95ブームを引き合いに出しつつ「その95を超える“かつてないOS”がWindows 8だ」と高らかに宣言した。
樋口社長は、Windows 8を搭載したパソコンやタブレットが既に13メーカーから250機種以上が販売される予定になっていることや、自身はもちろん日本マイクロソフトの社員全員がWindows 8を既に使っていることなどを披露し、「自信を持ってお届けできる素晴らしいOSである」と重ねて強調。Windows 8の普及によって、「IT業界のみならず、日本全体を活性化していきたい」などと抱負を述べた。
あいさつの後、司会者から「Windows 8の気に入っている機能」について質問を受けた樋口社長は、パスワードの代わりに画像を使ってOSにログインできる「ピクチャーパスワード」機能を挙げ、「歩きながら文字を打ってログインするのは大変。ピクチャーパスワードなら歩きながらでも簡単にログインできる」と同機能のメリットを紹介していた。
続いて会場では、タレントのデーブ・スペクターさんらによるトークショー(写真5)が開催中。さらにこの後には歌手のクリスタル・ケイさんによるスペシャルライブなども予定されている。会場内ではほかに、最新のWindows 8パソコンやタブレットを集めたタッチ&トライコーナー(写真6)なども用意されている。