電子情報技術産業協会(JEITA)は2012年10月23日、2012年4~9月のパソコン国内出荷台数は前年同期比0.8%増の546万2000台だったと発表した。現在の集計方法になった2007年度以降の上半期では最高を記録した。

 内訳は、デスクトップが同11.2%減の145万3000台、ノート型が同6%増の400万9000台で、ノート型比率は73.4%となった。出荷金額は同10.9%減の3883億円。個人向けでWindows 8発売前の買い控えなどがやや影響したが、法人向けの堅調なリプレース需要が大きく貢献した。

 また、9月単月の出荷台数は同0.9%増の109万8000台。法人市場が全体をけん引し、3カ月ぶりに前年同月実績を上回った。内訳は、デスクトップが同10.4%減の29万4000台、ノート型が同5.8%増の80万5000台、ノート型比率は73.3%。出荷金額は同10.7%減の685億円だった。