NECは、Windows 8 Proを搭載したビジネス向けパソコン14タイプ37モデルを2012年10月下旬から順次発売する。ノートの「VersaPro」9タイプ、デスクトップの「Mate」5タイプで、ノートにはUltrabookやタブレット、デスクトップにはバッテリー内蔵型を含む。
Ultrabookの「VersaPro UltraLite タイプVG」は、13.3型HD液晶（1600×900表示対応）を搭載した重さ約875gの薄型・軽量モデル。第3世代Core i7とSATA3.0対応SSDを採用し、4点マルチタッチ対応スライドパッドで、Windows 8のマルチタッチ操作ができる。バッテリー駆動時間は約8.1時間。想定実勢価格は30万4500円から。
タブレットPCの「VersaPro タイプVZ」は、12.5型液晶（1366×768ドット表示対応）を採用し、NTTドコモの「Xi」対応無線WANモジュールを内蔵できる。指タッチとペン操作の2方式入力で、指タッチ操作は最大10点マルチタッチに対応。ペン操作時は手が触れても反応しない誤動作防止機能を備える。デュアルコアCeleron、4GBのメモリー、約128GBのSSDを内蔵する。2013年3月下旬発売予定で価格は未定。
13.3型HD液晶（1600×900ドット表示対応）やテンキーを搭載したモバイルノート「VersaPro タイプVH」は、Core i7-3667U（2GHz）やDVDスーパーマルチドライブを内蔵。最大で20時間のバッテリー駆動が可能。想定実勢価格は23万4150円から。
12.1型WXGA液晶を搭載したモバイルノート「VersaPro UltraLite タイプVB」は、「Xi」に対応した無線WANモジュールを内蔵できる。想定実勢価格は20万2650円から。
デスクトップの「Mate タイプMC」は、設置面積を従来モデルの約半分の181cm2にした省スペース型で、バッテリーを内蔵して、停電時のデータ保護、夜間電力を活用するピークシフトを可能にした。USB経由でスマートフォンの充電もできる。Core i5-3320M（2.6GHz）を搭載。想定実勢価格は18万600円から。
全機種とも、Windows 7で社内システムを構築している企業向けにWindows 7 Professionalプリインストールモデルも用意した。Windows 8 Proのダウングレード権を利用する。
