写真●米アイオワ州カウンシルブラフスにあるGoogleのデータセンター内の様子(同社公式ブログより引用)
写真●米アイオワ州カウンシルブラフスにあるGoogleのデータセンター内の様子(同社公式ブログより引用)
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 米Googleは現地時間2012年10月17日、同社データセンターを多数の写真で紹介するギャラリーを開設した。また、地図表示サービス「Google Maps」の「Street View」(ストリートビュー)機能を使って、データセンター内の一部を仮想見学できるようにもしている。

 同ギャラリーでは、米アイオワ州カウンシルブラフス(写真)や米ノースカロライナ州レノアをはじめ、フィンランドのハミナ、ベルギーのサンギスランなどにある同社データセンターの内部や外観、従業員などの写真を掲載している。

 レノアのデータセンターは、Street Viewで正面玄関から入り、階段を上がってオフィスを通りぬけ、データセンターのフロア内部を見渡したり、施設の外部を散策してエネルギー効率の高さを売りとする同データセンターの冷却システムを見学したりできる。

 また、同社はレノアのデータセンターにジャーナリストのSteven Levy氏を招待した。Levy氏が内部を取材した記事は米WIREDに掲載されている。

 Googleによれば、データのプライバシーおよびセキュリティ確保のために、同社データセンターへの立ち入りはごくわずかな人間に限られている。Webブラウザーで内部を見られるようにしたものの、施設への物理的なアクセスは厳重に警備するとしている。

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