写真1●LINEの公式アカウントを解説した
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写真2●JoinTVがスマートフォンに対応する
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写真3●新たにTwitterアカウントでもJoinTVを利用できる
写真3●新たにTwitterアカウントでもJoinTVを利用できる
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写真4●スマホ版JoinTVは、HTML5によるWEBアプリとして提供する
写真4●スマホ版JoinTVは、HTML5によるWEBアプリとして提供する
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写真5●ブランドなどのプロモーションを手がける「バスキュール」が、JoinTVの開発に新たに参加する
写真5●ブランドなどのプロモーションを手がける「バスキュール」が、JoinTVの開発に新たに参加する
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写真6●番組連動企画「ムーヴィシンクロナイザ」の内容
写真6●番組連動企画「ムーヴィシンクロナイザ」の内容
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写真7●番組連動企画「熱狂ファンタジスタ」の内容
写真7●番組連動企画「熱狂ファンタジスタ」の内容
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写真8●全局横断型ソーシャルテレビアプリ「wiz tv」の機能強化
写真8●全局横断型ソーシャルテレビアプリ「wiz tv」の機能強化
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 日本テレビ放送網は2012年10月16日、「公式LINEアカウントの開設」「ソーシャルTV視聴サービス『JoinTV』のスマートフォンとTwitterへの対応」「ソーシャルテレビアプリ『wiz tv』の機能強化」を発表した。同日開催した自社イベント「日テレ JoinTVカンファレンス2012」でそれぞれについて説明した。

 スマートフォン用アプリ「LINE」の公式アカウントは2012年10月16日に開設した。これまで番組単体の公式アカウントは多数あったものの、テレビ局としては初めての試みという(写真1)。公式アカウントでは、おすすめ番組情報やオリジナル動画などの情報を発信する。

 JoinTVはこれまで、データ放送とFacebookとを連携することで、番組視聴中にテレビの画面上で知人とコミュニケーションできる機能を提供してきた。しかしサービスを利用するにはテレビをインターネット回線に接続する必要があり、利用拡大のハードルになっていたという。今回JoinTVがスマートフォンに対応することで、テレビをインターネットに接続していなくても手軽にJoinTVに参加できるようになる。また、テレビで番組を見ながら手元のスマートフォンで友人とコミュニケーションするセカンドスクリーンとしての利用も可能になる(写真2)。

 さらに、これまでFacebookのみだった対応SNSを、Twitterにも拡大する(写真3)。将来的にはほかの主要SNSとの連携も視野に入れているという。このほか、今後JoinTVでは参加者同士による独自のソーシャルグラフを構築する。例えば家族だけで参加する、特定の友達だけで楽しむなど、様々なニーズに対応する。

 JoinTVのスマートフォンへの対応は、HTML5によるWEBアプリで実現する(写真4)。ネイティブアプリをダウンロードする手間が不要となり、「番組名で検索」といった告知で視聴者を誘導できるため、番組企画に参加しやすくなるという。日本テレビではより多くの視聴者参加に対応できるように、数十万人~数百万人の利用を想定したインフラを構築する。

 日本テレビは、JoinTVを活用したソーシャルTV連動企画として、2012年11月9日と16日の金曜ロードSHOW!において、ヱヴァンゲリヲン新劇場版 番組連動企画「ムーヴィシンクロナイザ」を実施する(写真6)。また2012年12月6日~16日にかけて、FIFA Club World Cup JAPAN 2012 presented by TOYOTAとの連動企画として、ソーシャル観戦「熱狂ファンタジスタ」を実施する(写真7)。

 さらに、提供中の全局横断型ソーシャルテレビアプリ「wiz tv」において、「インタレストチャンネル」「ランキング機能」「投稿機能」などの新機能をリリースした。インタレストチャンネルは、放送局や番組単位ではなく、より深いユーザーの興味を可視化する機能である(写真8)。インタレストチャンネルの最初の運用となるのが「ヱヴァンゲリヲンチャンネル」で、ヱヴァンゲリオンに関する話題の盛り上がりグラフや関連タイムライン、関連情報を見られるようにする。