写真●「LOHACO(ロハコ)」の画面
写真●「LOHACO(ロハコ)」の画面
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 アスクルとヤフーは2012年10月15日、消費者向けインターネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)」を開始した。パソコンに先がけてスマートフォンとタブレット端末向けにサービスを提供する。約600社のメーカーから商品を直接仕入れることで価格を抑える。

 まずはスマートフォンサイトを公開するとともに、OSにAndroidを搭載したスマホ向けアプリケーションを投入した(写真)。11月初旬にiOS版のアプリ、11月下旬にはPCサイトを公開する予定。まずは日用品や文具、マスク、おむつなど約7万点の商品を取りそろえた。アスクルは法人向けサービスで29万点ほどの商品を扱っている。ロハコでもなるべく早くその水準にまで引き上げたい意向だ。

 東京23区では午前10時までに注文すれば、その日のうちに商品が届く。「今後は首都圏を中心に当日配送のエリアを順次拡大していく」(アスクル)。主に物流をアスクル、集客をヤフーが手掛ける。

 アスクルとヤフーは2012年4月に、EC(電子商取引)事業で資本業務提携すると発表していた(関連記事)。