Gpartedプロジェクトは2012年10月10日、パーティション操作ツールの新版「GParted 0.14.0」をリリースした。Webサイトからソースコードやライブ起動するCDがダウンロードできるほか、Debian GNU/LinuxやFedora、Ubuntuなら各ディストリビューションのパッケージ管理ツールから導入できる。

 Gpartedは、ハードディスク内のパーティションをGUIから操作できるLinux向けソフトウエアだ。新版では、LVM(Logical Volume Manager)の物理ボリュームが読み書きでき、LVMで作成したパーティションを扱えるようになった。LVMは、複数の物理ボリューム(Physical Volume:ハードディスク内の区画)をまとめて1つのパーティションを構成できる仕組み。物理ボリュームを追加削除することで、パーティションの増減が簡単にできる。

 このほか、ダイアログに数値を入力する際に[Esc]キーを押すと強制終了する不具合が解決された。