大日本印刷は2012年10月12日、衣服の着こなし(ファッションコーディネート)を自動で提案するシステムを千趣会の通販サイト「ベルメゾンネット」に納入したと発表した。スタイリストのコーディネート手順やルールを体系化し、ECサイトの商品スペックなどに基づいて、季節やシーン、テイストに合った組み合わせを自動的に提案するのが特徴だ。

 このシステムは人気がある15点の衣類を「キーアイテム」として指定。例えば、この中から好みのカットソーを選ぶと、サイト内の700ほどの商品からそのカットソーに合うジャケットやパンツなど選んで提案する。

 千趣会は今日から約2カ月、このシステムを使う。今後は商品の販売動向を見極めたうえで、システムの活用方法などを検討していくという。大日本印刷は千趣会の利用を通じてシステムの機能や使い勝手を高めて、2013年4月からASPサービスとして提供を始める予定だ。