写真●ITpro EXPOの展示会場ではiPadでDO!パレットの実際の操作性を試せる
写真●ITpro EXPOの展示会場ではiPadでDO!パレットの実際の操作性を試せる
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 東京ビッグサイトで10月10日~12日に開催している「ITpro EXPO 2012」で、日本デジタルオフィスは10月10日に発表したばかりの新製品「DO!パレット」を展示している。

 DO!パレットはクラウドやサーバー上にアップしたドキュメントを、iPadやiPhone、Android、Windows 8などから共有するサービス。PDFファイルを登録すると、そのドキュメントを各デバイスで共有して開いた上で、必要に応じてテキストや手書きのメモ、写真、音声、動画などを描き加えて保存できる。変更して保存した内容は、他のユーザーからも閲覧・再加工できる。

 ドキュメントの閲覧にはユーザー認証が必要。さらにデバイス上にキャッシュされた情報は暗号化されている。オリジナルファイルをデバイスに渡すことはないため、デバイスを紛失しても情報漏えいを防止できる。

 ITpro EXPOの展示会場では、このDO!パレットのアプリをインストールしたiPadを用意。来場者が実際に触って、ドキュメント上に文字を書き込んだり、写真を貼り込んだりするといった操作を体験できるようになっていた(写真)。

 DO!パレットのパッケージ価格は400万円から。SaaSとして利用した場合は5デバイスライセンスで月額8000円から。iPad対応アプリは、すでにApp Store上に公開されており、ライセンスを支払っていない状態でも台紙上に手書き文字や写真、音声、動画を描き込んでPDFを作成する機能が利用できる。