写真●パラゴン ソフトウェアによるデモ展示の様子
写真●パラゴン ソフトウェアによるデモ展示の様子
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 パラゴン ソフトウェアは、2012年10月12日まで東京ビッグサイトで開催中のICT関連総合展示会イベント「ITpro EXPO 2012」において、Windows 8への対応をうたったハードディスク総合管理ツールの新製品などをデモ展示している(写真)。

 同社ブースで展示しているのは2製品。1つは10月10日に発表し、11月に発売を予定しているハードディスク総合管理ツール「Paragon Hard Disk Manager 12 Professional」で、Windowsノートパソコン1台にインストールされている。もう1つは、発売済み製品であるMac OS X用のBoot Camp環境向けパーティションサイズ変更ツール「Camptune X」およびNTFSボリューム読み書き用ツール「Paragon NTFS for Mac OS X 10」。こちらはMacBook Pro1台にインストールされている。

 新製品であるParagon Hard Disk Manager 12 Professionalは、Windows 8での動作保証や最新の「Windows PE 4.0」に対応した起動メディア(CD/DVDやUSBメモリー)の作成が可能などの特徴を持つ。「従来のBIOS環境に加えて最近のマザーボードに搭載されていることが多いUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)環境に正式に対応している」(パラゴン ソフトウェアの中村伊知郎 製品企画部 シニアマネージャー)ことが大きな売りとなっている。

 中村マネージャーによれば、「これまでもユーザーから『UEFIに対応してほしい』という声が非常に多かった」という。同ソフトがUEFIに正式対応したことにより、「ユーザーはこれまでのように移行先のハードウエア環境をいちいち気にすることなく、ある物理マシンでバックアップしたイメージを異なる物理マシンにリストアするP2P(Physical To Physical)によるマイグレーション作業が容易になる」(中村氏)。

 Paragon Hard Disk Manager 12 Professionalの価格は、シングルライセンスのパッケージ版が1万4700円で、同ダウンロード版が1万1025円などとなっている。

■変更履歴
当初、Paragon Hard Disk Manager 12 ProfessionalがWindows 8に加えWindows Server 2012にも対応している旨記述していましたが、正しくはWindows 8のみの対応で、Server 2012については「Paragon Hard Disk Manager 12 Server」という別製品で対応しています。お詫びして訂正します。タイトルおよび本文中の記述は修正済みです。[2012/10/15 20:15]