電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は2012年10月10日、8月の携帯電話とPHSの国内出荷台数が前年同月比9.3%減の276万8000台だったと発表した。4カ月連続のマイナス。スマートフォンは好調だったが、フィーチャーフォンの減少を補えなかった。

 内訳は、携帯電話が同8.6%減の266万5000台で4カ月連続のマイナス。PHSは同24.4%減の10万3000台で、2カ月ぶりにマイナスとなった。また、スマートフォンは同19.3%増の187万3000台。全体に対する比率は67.7%と過去最高になった。

 国内の携帯電話メーカー10社、PHSメーカー5社、スマートフォンメーカー7社のデータを集計した。アップルの「iPhone」やサムスンの「GALAXY」は含まれていない。