グーグルは2012年10月11日、飲食店や各種サービスなどの地域密着型ビジネスを対象としたオンライン広告サービス「Google AdWords Express」を同日より開始すると発表した。Googleの検索結果やGoogleマップ上に、手軽に店舗やサービスの広告を出稿できるという。

 AdWords Expressは、地域密着型ビジネスのオーナーを対象に、既に提供中のオンライン広告サービス「Google AdWords」の設定項目を厳選、半自動化したもの。3ステップでオンライン広告を出稿でき、オンライン広告の運用で設定が難しい入札キーワードや出稿エリアについては自動設定される。また、出稿量の上限値(金額)についても、店舗情報などから何通りかレコメンドを受けて、その中から選択できる。

 設定した広告は、Googleの検索キーワードに連動して検索結果画面に表示されるほか、店舗近くをGoogleマップでキーワード検索した場合にも、地図上に店舗情報が表示される。

 上位サービスのGoogle AdWordsでは、AdWords Expressとは異なる地域密着型ビジネスを対象とした新たな機能拡張を予定しており、グーグルは「今後地域向けオンライン広告は、事業上重要な位置づけとなる」と説明した。

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