写真●営業担当者などが持つスマートフォンで状況を登録すると、IP電話機の画面上に表示するといった使い方ができる
写真●営業担当者などが持つスマートフォンで状況を登録すると、IP電話機の画面上に表示するといった使い方ができる
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 ソフト開発のナカシャクリエイテブは、位置情報モバイルツールとIP電話機を連動させた営業支援システムを、「ITpro EXPO 2012」併催の「eドキュメントJAPAN 2012」で参考出品している。

 ナカシャクリエイテブの位置情報モバイルツール「μdb(ミューディービー)」と電話機メーカーであるナカヨ通信機の卓上型IP電話機「GRANYC(グラニス)」(写真)を連動する。

 GRANYCはAndroid上で動くIP電話機で、7インチの画面がついている。この画面にμdb上で管理する顧客との取引や営業担当者の情報を表示する。例えば顧客からの着信時に画面上に取引情報を表示したり、外出中の社員の位置を地図上で把握するといった使い方を想定している。「現状はパソコン上で確認して電話機を操作する必要があった。一体型により電話を受けながら情報を確認できる」(説明員)という。

 2013年の発売を目指している。価格は未定。