シトリックス・システムズ・ジャパンは、2012年10月10日から東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2012展示会で、Windows 8のタッチインタフェースに対応した仮想デスクトップ用のクライアントソフト「Citrix Receiver」のプレビュー版を参考出展している。
Citrix Receiverは、サーバー上の仮想デスクトップ環境やデスクトップアプリケーション配信サーバーなどにアクセスするためのクライアントソフト。WindowsやMac、LinuxのPCはもちろん、iOSやAndroidなどのスマートデバイスにも対応している。
今回参考出展したCitrix Receiverは、Windows 8の新しいユーザーインタフェース(UI)に合わせ、操作性を最適化している点が特徴だ。Windowsストアアプリとして提供され、Windows 8スタイルのUI(スタート画面)から直接起動できる(写真1)。従来のCitrix ReceiverをWindows 8で利用する場合は、Windows 8のUIを従来型に切り替えたうえでCitrix Receiverを起動する必要がある。
Citrix Receiverを起動してログインすると、そのユーザーが利用可能なデスクトップアプリケーションが一覧表示される(写真2)。この中から頻繁に使うアプリケーションをWindows 8のスタート画面に表示させることも可能だ。
Windows 8向けのCitrix Receiverは年内にリリースされる予定。