入力ツール設定で言語を選択しているところ
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仮想キーボードの例
仮想キーボードの例
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 米Googleは現地時間2012年10月9日、Webメールサービス「Gmail」に100以上の言語(文字)に対応した仮想キーボードと翻字および文字変換機能(IME)を追加したと発表した。

 仮想キーボードはアラビア語、ギリシア語、サンスクリット語、ヘブライ語、ロシア語、韓国語など75言語に対応している。IMEは日本語、ネパール語、ヒンディー語、中国語(簡体字/繁体字)を含め30以上をサポートする。

 新機能を使用するには、Gmailの「設定」を開き、「言語」セクションの「入力ツールを有効にする」のチェックボックスをチェックする。次に表示される画面で、対応する言語のリストから使いたい言語を選択する。設定を保存すると、Gmail画面の設定アイコン(歯車アイコン)の隣に入力ツールアイコンが現れる。同アイコンから使いたい言語の仮想キーボードやIMEを手軽に切り替えて使用できる。

 入力ツール設定アイコンで任意のIMEを選択し、使用している物理キーボードで発音をアルファベット入力すると、対応する言語の文字に変換される。

 任意の仮想キーボードを選択すると、キーボードパレットが表示される。直接キーボードパレットのキーをクリックするか、あるいは物理キーボードと対応させて文字を入力する。

 なお、Googleは同様の機能「Google Input Tools」を、Webブラウザー「Chrome」向け拡張機能として、またWindows/Android向けアプリケーションで提供している。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]