写真1●「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」。iPad上でWindows 8を体感しながらアプリケーションを開発することも可能
写真1●「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」。iPad上でWindows 8を体感しながらアプリケーションを開発することも可能
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 東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2012展示会においてGMOインターネットは、2012年10月4日から提供を開始したばかりのクラウド型Windowsアプリケーション開発環境「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」を展示している。

 仮想デスクトップ、Visual Studio Professional 2012、アプリケーション開発用のテンプレートがワンパッケージになったもので、同社では「クラウド型でWindowsアプリケーションの開発環境を提供するのは世界でも初めてのことではないか」としている。

 Windowsアプリケーションの開発では、開発用のパソコンやソフトウエアの導入など、新たに開発環境を構築する際の初期費用がネックの一つとされていた。「お名前.com デスクトップクラウド for Windowsアプリ」は、クラウド型の開発環境であるため、コストを抑えて開発環境を構築できる。また、iPadやMacintoshなどWindows以外の端末上でも動作するため、AndroidやiOSなど他のプラットフォームでアプリケーションを開発してきたエンジニアも、Windows 8向けアプリケーションを開発できるようになる。海外でもインターネットにアクセスできれば、同じ環境でのアプリケーション開発が可能だ。

 ブースでは、iPadをはじめMacintoshやWindows XPのマシンが用意され、来場者は実際に操作しながら開発環境の動作を確認できるようになっている。

 利用コストは、初期費用が2100円、月額費用が6720円からとしている。