iOSとAndroid、さらにはWindows Mobile、BlackBerryといった各種スマートフォン向けのアプリを同時開発できるツール「KonyOne」が上陸した。国内販売代理店であるサンフューチャーがITpro EXPO 2012で展示中だ。
KonyOneは、米コニーソリューションズが開発したもので、JavaScriptまたはLuaでプログラムを記述すると、iOS用のObjective-CやAndroid用のJavaなどのプログラムに変換するというもの。スマートフォン向けだけではなく、HTML5のプログラムに変換することもできる。開発ツールとしてはEclipseのプラグインを提供。アプリのユーザーインタフェースはビジュアルに設計可能である。アプリが接続するサーバーソフトも用意する。
KonyOneは、米国ではすでにユナイテッド航空のiOS/Androidアプリなどで使われている(写真)。
価格は個別相談だが、社内向けアプリの場合はユーザー数に応じた月額課金、「App Store」などでコンシューマ向けに販売する場合は、アプリの起動回数に応じた課金となる。