写真1●OpenFlow/SDNランドでNCLコミュニケーションがデモに利用しているOpenFlow対応スイッチ「Pronto」シリーズ(ラック上部)
写真1●OpenFlow/SDNランドでNCLコミュニケーションがデモに利用しているOpenFlow対応スイッチ「Pronto」シリーズ(ラック上部)
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写真2●NTTデータのネットワーク管理ソフト「Hinemos」の画面から、OpenFlowスイッチの挙動を確認できる。ネットワーク上でpingコマンドを飛ばしながら、一部のスイッチを切り離して自動的に経路が変わる様子や、ライブマイグレーション時の経路の変更などをGUIで見られる
写真2●NTTデータのネットワーク管理ソフト「Hinemos」の画面から、OpenFlowスイッチの挙動を確認できる。ネットワーク上でpingコマンドを飛ばしながら、一部のスイッチを切り離して自動的に経路が変わる様子や、ライブマイグレーション時の経路の変更などをGUIで見られる
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 エヌ・シー・エル・コミュニケーション(NCLコミュニケーション)は2012年10月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2012」で、同社の提供するOpenFlow対応スイッチ「Pronto(プロント)」シリーズの動態展示を披露している。Prontoシリーズは米Pica8(ピカエイト)が開発したOpenFlow対応スイッチで、NCLコミュニケーションが代理店として日本国内での販売を担っている製品だ。

 デモが見られるのは、ITpro EXPO 2012展示会場内の特設エリア「OpenFlow/SDNランド」。会場では「Pronto 3295」6台を相互に接続して、OpenFlowのコントローラーから経路の制御などを行っている(写真1)。コントローラーとしては、NTTデータのネットワーク管理ソフト「Hinemos」(ヒネモス)を利用。OpenFlowスイッチに障害が発生した際に自動的に経路を切り替えたり、仮想マシンのライブマイグレーションに追随して経路を変更したりする様子を確認できる(写真2)。