2012年度下半期の戦略説明会で新サービスを説明する、NTTぷららの板東浩二社長
[画像のクリックで拡大表示]
新サービスの「ひかりTVブック」の画面イメージ。テレビの画面で電子書籍を購入できる。購入した電子書籍のコンテンツをタブレット端末の方に配信することも可能だ
[画像のクリックで拡大表示]
テレビで読める電子書籍絵本のイメージ。文章を自動的に読み上げてくれる。読み上げ機能が使えるのはテレビのみ
[画像のクリックで拡大表示]
新サービス「ひかりTVミュージック」の画面イメージ。プレイリストを作っておくとその順番に再生する。家族ごとにプレイリストを分けることもできる
[画像のクリックで拡大表示]
NTTぷららは2012年10月5日、同社の光回線向け映像コンテツ配信サービス「ひかりTV」で、音楽や電子書籍の配信サービスを開始すると発表した。2012年度下半期の戦略説明会で明らかにした。
ひかりTVは、NTT東日本・西日本のインターネット接続サービス「フレッツ光」の利用者向けサービス。セットトップボックスをテレビに接続すると、多チャンネル放送や、映画などのビデオ・オン・デマンド配信が利用できる。
今回発表した新サービスは、電子書籍サービスの「ひかりTVブック」と、音楽配信サービスの「ひかりTVミュージック」の2つ。
ひかりTVブックは、スマートフォン、タブレット端末、パソコン、そしてテレビで電子書籍の購入や閲覧ができるサービス。コンテンツ数は約5万冊を予定している。テレビで読めるコンテンツとして、絵本や写真集などを用意する。写真集の写真をテレビの大画面に映すことが可能だ。また絵本コンテンツは、文章を自動的に読み上げる「読み聞かせ」機能を備える。サービス開始は2012年11月中旬の予定。
ひかりTVミュージックは、数百万曲以上の楽曲をストリーミング配信するサービス。定額で聴き放題にする予定だ。1つのIDでテレビからもスマートフォンからも利用できる。サービス開始は2012年12月の予定。
同社では、これら新サービスを呼び水に、2012年9月末現在で約224万の会員数を、2012年度末までに255万まで増やしたいとしている。
