2012年10月4日~5日、日本マイクロソフトは渋谷で「Developer Camp 2012 Japan Fall」を開催し、同社の開発環境の最新版「Visual Studio 2012」についての最新情報や導入事例を、開発エンジニア向けに紹介した(写真1)。
初日の基調講演には日本マイクロソフトからデベロッパー&プラットフォーム統括本部 業務執行役員の平野和順氏(写真2)や米MicrosoftからScott Guthrie氏などが登壇した。
最初に平野氏はVisual StudioとWindows Azureの歴史を振り返り、.NET Frameworkに対応した最初のバージョン「Visual Studio.NET」のリリースが2002年だったことに言及(写真3)。Visual Studio 2012が10年という節目を迎えるにも関わらず、多様化するアプリ開発のニーズに対応し続けている点を強調した。
また、2008年10月にCTP(Community Technology Preview)をリリースしたWindows Azureについても、SDKの最新バージョン1.7でVisual Studio 2012に対応。モバイルからクラウドまで幅広いアプリ開発に対応できる開発環境に仕上がったと自信を見せた。