NECは2012年10月3日、会津大学に同社グループから講師を派遣してビッグデータに関する講義を担当すると発表した。ビッグデータアナリストやコンサルタントなどの人材・専門家を育成し、福島県を起点とした新産業の創出やIT産業の集積、雇用創出につなげたいとしている。

 今回は同社グループのNECラーニングから講師を派遣する。会津大学が10月に開講する「ベンチャー基本コース」で7回にわたり、履修学生200人を対象としてビッグデータ関連の講義を行う。講義内容は、ビッグデータの活用事例・効果、データ活用手順、システム構成、様々なデータ分析手法、ビッグデータを支える最新技術など。

 同社と会津大学は、2012年3月に「東日本大震災からの復興支援のための連携協力基本協定」を締結しており、今回の講義はこの取り組みの一環として実施する。