阪急阪神ホールディングスと阪急阪神カード、NTT（持ち株会社）、NTT西日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、博報堂は2012年10月4日、モバイル会員向けO2O（Online to Offline）サービス「SMART STACIA」の提供を2012年10月6日に開始すると発表した。サービスの提供開始に合わせて、阪急阪神グループ各社とNTTグループ各社、博報堂は、梅田（大阪府）と西宮（兵庫県）の主要商業施設において「SMART STACIA」会員対象のO2Oマーケティングに関する共同トライアルを実施する。
「SMART STACIA」は、電車の乗降情報や商業施設での購買情報、スマートフォンアプリによるチェックイン、NFC端末へのチェックイン、アプリの利用履歴といった情報を基に、ユーザーの興味や関心に沿う情報をタイムリーに提供するサービス。ショッピングセンターやホテル、エンタテインメント施設、コンビニ、書店、雑貨店など複数の業種業態を対象にサービス提供する。
共同トライアルでは、モバイル端末（スマートフォン、携帯電話機）を利用した登録会員制の情報提供サービスとして、阪急阪神沿線のショッピングセンターにおけるお得情報のほか、阪急阪神沿線各店で利用できる電子クーポンや、SMART STACIAポイントサービスを提供する。
具体的には、梅田の「阪急三番街」「HEPファイブ」「NU chayamachi」を中心とした利用者向けのアプリ「ウメダ・スタイルクリップ」と、「阪急西宮ガーデンズ」利用者向けのアプリ「阪急西宮ガーデンズアプリ」の2種類のスマートフォンアプリを無料提供する。このスマートフォンアプリの利用状況や鉄道・バスの乗降情報、商業施設での購買情報などのビッグデータを分析し、ユーザーの興味・関心にマッチした情報のタイムリーな提供を可能にするマーケティングおよび技術を検証する。トライアル期間は2012年10月6日～2013年5月10日を予定している。
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