NTTデータは2012年10月3日、スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスを使う業務システムの構築サービス「BizSMA(ビズスマ)」を強化したと発表した。従来はセキュリティ対策サービスだけだったが、今回、フィールド作業支援や映像配信といった業務アプリケーションとシステム開発支援サービスを追加した。

 NTTデータはこれらのサービスを組み合わせ、スマートデバイスを導入したいユーザー企業に必要な機能をそろえた「ソリューションセット」を業務別に用意する。ユーザー企業は、自社の目的に合ったセットを選択することでシステム構築期間を短縮できるようになる。

 当初は「金融業界営業支援向けソリューションセット」から提供する。順次、リモートアクセス用やECサイト用など、新たなソリューションセットを追加していく。

 なおサービス提供に当たっては、NTTデータのグループ各社と連携する。例えばシステム開発支援サービスでは、子会社のエヌジェーケーが提供しているスマートデバイス用アプリの開発フレームワークを用意している。