大阪府警察本部生活経済課と阿倍野署は2012年9月30日、コンピュータソフトウエアを無断複製した中古パソコンを販売していたとして、大阪市内の中古パソコンショップ店長の男性を含む4人を、著作権法違反(頒布目的所持)の疑いで逮捕した。米マイクロソフトや米アドビシステムズ、米アップルなど主要ソフトウエアベンダーで構成するビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)が10月2日に発表した。

 BSAの説明によれば、男性らの逮捕につながった端緒は、BSAがソフトウエア不正コピーに関する情報提供を受け付けるために設置している窓口に寄せられた情報だった。男性らは2012年9月中旬に、マイクロソフトが著作権を有するWindows XPやOffice 2003を権利者に無断でコピー・インストールした中古パソコンを店頭販売した疑いを持たれている。またこのパソコンショップは他にも不正コピーソフトをインストールしたパソコンを店頭やインターネットで販売していた疑いがある。

[BSAの発表資料]