Windows 8パソコンも展示している富士通ブース
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キーボードと液晶画面が分離するノートパソコンの展示機
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Windows 8タブレットの展示機
Windows 8タブレットの展示機
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光学ドライブ内蔵携帯ノートの展示機
光学ドライブ内蔵携帯ノートの展示機
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Ultrabookの展示機
Ultrabookの展示機
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視線検出技術を内蔵した液晶一体型パソコンのデモ。見ている地点が画面の中央に自動スクロールする
視線検出技術を内蔵した液晶一体型パソコンのデモ。見ている地点が画面の中央に自動スクロールする
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全周囲立体モニターシステムを搭載した自動車の試作機。見たい方向にあるものを自由に拡大して識別することができる。メガピクセルカメラなので解像度も従来より高い
全周囲立体モニターシステムを搭載した自動車の試作機。見たい方向にあるものを自由に拡大して識別することができる。メガピクセルカメラなので解像度も従来より高い
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スーパーコンピューター「京」の解説展示もある
スーパーコンピューター「京」の解説展示もある
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 富士通は2012年10月2日、千葉県の幕張メッセで開催中の最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2012」でWindows 8搭載パソコンなどを初めて公開した。

 参考展示されていたWindows 8パソコンは4機種。ガラスケースの中に展示しており触ることができないが、Windows 8が動作している。仕様などは非公開という。

 注目はキーボードと液晶画面が分離し、タブレット端末としても使用できるノートパソコン。隣にペンが置かれており、文字入力や図形描画などに利用できそうだ。ほかに、キーボードがないタブレット型、Ultrabook、光学ドライブ内蔵の携帯ノートの3機種を展示している。Ultrabookは「LIFEBOOK UH」シリーズの後継モデルのようだ。

 また、富士通研究所による視線入力インタフェースを備えた液晶一体型パソコンの展示もあった。通常のWebカメラのほかに、視線検知専用のカメラと近赤外LEDを液晶画面の下に搭載している。近赤外照明で目を照らし、カメラで撮影。眼の瞳孔と角膜反射の位置を検出。その情報をもとに視線の方向を算出する。ブース内では、画面に表示した地図で、利用者が視線を合わせた位置が中心になるように自動スクロールするデモが行われていた。写真のスライドショーのスクロールなどにも応用可能だという。同研究所では、2012年度中の商品化を目指す。一般消費者向けのパソコンに搭載するかは未定だが、デモ用の試作機は同社のデスクトップパソコン「ESPRIMO」シリーズをベースにしているという。

 このほか富士通のブースでは、自動車の4方向にカメラを搭載し、全周囲を立体画像として表示するシステムの試作機や、“世界最速”で話題となったスーパーコンピューター「京」の解説などを展示している。