IT・エレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2012」の会場で、シャープは掃除ロボット「COCOROBO」のスマートフォン連携機能の強化について展示している。スマーフォンの専用アプリを使うことで、外出先からCOCOROBOを遠隔操作してエアコンなどの電源を入れることができる。COCOROBOと家族との交流を楽しめるメッセージサービスも開発した。
COCOROBOはシャープが6月に発売した掃除ロボット。ユーザーが話しかけると、音声で受け答えをするなど、ユーザーが親しみを感じられる機能を搭載していることが特徴。新しいスマートフォンの制御アプリでは、家の間取りや家電の配置を指定し、エアコンや照明などのオン/オフを制御できるようにした。ただし、この機能を利用するときにはCOCOROBOに専用の赤外線装置を取り付ける。
COCOROBOと頻繁にコミュニケーションを取るためのサービス「こころぼ~ど」も開発中。ウェザーニューズが配信する天気情報や、タニタの体組成計と連携する機能を備えており、「今日は夕方に雨が降るかも」「お父さん、体重量って~」といったメッセージが届く。これらのメッセージはスマートフォンや液晶テレビ「AQUOS」で確認できる。