図●NTTコミュニケーションズにおけるBYOD導入(同社の発表資料より引用)
図●NTTコミュニケーションズにおけるBYOD導入(同社の発表資料より引用)
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 NTTコミュニケーションズは2012年10月1日、「BYODソリューション推進室」を新設したと発表した。BYOD(私物デバイス利用)の事業展開強化が狙い。同社では2011年9月より自社従業員向けにBYODを導入しており、年間1億円以上のコスト削減を見込んでいる(関連記事)。

 NTTコミュニケーションズでは、スマートフォン向けビジネス用通話アプリや携帯電話料金の公私分計サービス、社内システムへのリモートアクセスサービスや仮想デスクトップサービス、MDM(モバイルデバイス管理)サービスを提供している。これらのサービスにより、顧客企業におけるBYODでの通信コスト削減やセキュリティ確保などを支援することでBYOD事業の拡大を狙う。