サテライトコミュニケーションズネットワーク(SCN、本社:鳥取県米子市、代表取締役:?橋孝之氏)は、ジュピターテレコム(J:COM)に「地域情報・緊急情報自動表示サービス コミネット」のサービス提供を9月下旬に開始したと発表した。

 J:COMグループ全50局のコミュニティチャンネル上で、地震、津波、火山、気象注意報・警報を提供し、「コミネット」端末(COSMO5000)を通じて即時に表示する(関連記事

 情報はロールスーパー形式で表示することで「つど文字数の異なる情報」にも無人で対応できる。各局の放送エリアに合わせた緊急情報を提供する。また、大規模な災害や大きな被害が想定される場合にはL字レイアウトを立上げ、視聴者に注意を喚起する。

 コミネットは必要に応じてWEBブラウザ上から情報入力と表示指示が可能。放送施設外から対応でき、災害時に現地や行政の災害対策本部から情報入力を行うことも想定している。また、遠隔での有人監視を行うなど、放送運行も支援する。

 今回のJ:COMの導入で、コミネットのサービス提供局は81局となるという。

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