図●cloudappbaseの概要(シーイーシーの発表資料より引用)
図●cloudappbaseの概要(シーイーシーの発表資料より引用)
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 シーイーシーは2012年9月27日、スマートデバイス業務活用支援サービス「cloudappbase(クラウドアップベース)」の提供を開始した。専用サイトから業務用アプリケーションやコンテンツのダウンロード、ファイルの配信、端末の管理を行うサービス。自由に利用できる個人利用モードと会社が機能を制限できる業務利用モードの切り替えといった、BYOD(私物デバイス活用)を支援する機能も備える。

 業務モード時はWebアクセスを専用のコンテンツ管理サイトのみに制限し、会社が認めたセキュリティチェック済みのアプリケーションやコンテンツだけを利用可能とする()。これにより、ウイルス感染などの危険を回避できるとしている。遠隔からデータを消去するリモートワイプや、遠隔からデバイスを利用不能にするリモートロックも可能。

 cloudappbaseは、1台の端末を複数のユーザーで利用するマルチユーザ機能も備える。作業グループ内で1台の端末を共有するようなケースでも、それぞれのユーザー専用の画面を表示できる。

 対象スマートデバイスはiPhone、iPad、Androidなど。企業内に専用サイトを構築するオンプレミス型と、シーイーシーが用意した専用サイトを利用するクラウド型の2種類の提供形態を用意している。