写真1●基調講演に登壇した日本マイクロソフトの樋口泰行社長
写真1●基調講演に登壇した日本マイクロソフトの樋口泰行社長
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 日本マイクロソフトは2012年9月27日、都内のホテルで企業内IT管理者やエンジニア向けのイベント「The Microsoft Conference 2012」を開催した。午前中の基調講演には樋口泰行社長が登壇(写真1)。Microsoftの最新状況を共有した。

 樋口氏はThe Microsoft Conference 2012の開幕にあたって、イベントの目玉となる3つの最新製品として「Windows 8」「Windows Server 2012」「Office 2013」を挙げ、現在Microsoftが最も力を入れているプロダクトであると説明した。

日本の企業として定着し業績も向上

写真2●25年ぶりに刷新したというMicrosoftの新ロゴも披露
写真2●25年ぶりに刷新したというMicrosoftの新ロゴも披露
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 Microsoft社内の状況について、4年前の時点で日本マイクロソフトは先進各国のMicrosoft法人の中で最下位の成績だったが、最近2年は連続で1位を達成したと述べ、日本のパートナーや顧客に感謝の意を表した。また、最先端の働き方を自ら実践するべく移転した品川本社オフィスについても、好評を得ているという。25年ぶりにリニューアルした新しいロゴについても披露した(写真2)。

 日本マイクロソフトが目指している方向性として、顔が見える企業になること、パートナーとの密接な協業を推進すること、などの目標を掲げている。その結果、顧客からの声として「外資系企業というイメージはなくなった」「日本のビジネス環境にコミットしている」といった評価を得られるようになったという。