写真1●Android端末の機種およびOSバージョンを分析したところ
写真1●Android端末の機種およびOSバージョンを分析したところ
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写真2●企業や組織、学校などからのアクセスを地図上にマッピングする機能も備えている
写真2●企業や組織、学校などからのアクセスを地図上にマッピングする機能も備えている
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 ユーザーローカルは2012年9月26日、スマートフォンやタブレット端末ユーザーによるWebアクセス状況をリアルタイムに解析できるツール「User Localスマートフォン解析(仮称)」を提供開始した。利用料は無料で、同社によれば商用サイトでの利用も可能だという。

 同サービスは、一般的なWebアクセス解析ツールと同様にパソコンや携帯電話からのアクセス解析にも利用できるが、特にスマートフォンやタブレット端末からのアクセスを詳細かつリアルタイムに分析できるように工夫している点が特徴となっている。

 例えば、Webサイトにアクセスしてきたデバイスを特定し、写真付きで表示するというユニークな機能を備えている(写真1)。そのほか企業名や組織名、学校名などを日本地図上にマッピングする可視化機能(写真2)なども搭載。アクセス元ドメイン名や端末種別からサイト訪問者の業界分布や都道府県別割合、さらには年齢層や男女比、年収などまで推計して表示できる機能も用意している。

 サービスを利用したいユーザーは、ユーザー登録をした後、発行された解析用HTMLタグを自分が管理している解析対象サイトに埋め込むだけでよい。あとは同サービスの管理画面からいつでもアクセス解析結果をリアルタイムに閲覧できるようになる。

 なお、ユーザーローカルによれば、同ツールは2007年から提供中の地図表示付きアクセス解析ツール「なかのひと」および2010年から提供中の携帯アクセス解析サービス「うごくひと2」の次期バージョンに当たるツールであり、これらの既存ユーザーはデータの引き継ぎが可能だとしている。